当院では耳鼻咽喉科咽喉科常勤、非常勤医師を募集しています!
当院の特徴について
●無床診療所であり、看護師常勤3名、非常勤看護師3名である
●鼻・副鼻腔手術、鼓膜形成術、LAUP(軟口蓋形成術)などの手術を局麻日帰りで年間約400件施行している
●副鼻腔の一泊二日全麻手術を提携する内科・麻酔下クリニックの元で年間約100件施行している
●手術加療も行うが過剰適応はせず、保存的加療も積極的に行い、その限界を明らかにする
●電子スコープ、耳鼻科用CT、鼻腔通気度検査等の設備が充実している
●学会などには積極的に参加、発表し新しい知見の修得に努める
などです。
現時点でもそうですが、今後耳鼻咽喉科の開業医に求められるのは漫然と通院処置を行うことではないと考えます。
その理由として、マクロライド少量長期投与や舌下免疫などに代表されるような比較的新しい薬物療法により、処置以外の治療方法も確立されつつあること。これはすなわち耳鼻科以外の診療科でも加療が行えることになります。
また、鼻腔吸引やネブライザーなどの処置は一時的な症状軽減には有効かもしれませんが、必ずしも長期効果や根本治癒には至らず、したがって頻回の通院処置は時間的、経済的負担の割に治療効果が乏しく、患者さんもそのことに気付きつつあること。
現に公にされている診療統計でも、患者さん一人あたりの通院回数は月2回以下になりつつあり、数十年前までは3~4回であったことを考えると1日あたりの患者さんの数は約半分であり、数だけに頼る医療経営は苦しくなってきていると言えます。
一方で電子スコープや耳鼻科用CTなどの普及により、いままで大病院で予約でないとできなかったような検査も短時間で行えるようになり、一般の診療所でもより的確な診断が求められる時代になりつつあります。
そのような背景から今後の耳鼻科開業は従前の処置を中心とした、一時的な症状軽減に頼る医療から、的確に診断して、納得のいく説明をして、より少ない通院回数で、より短期間に根治させる医療が求められていると考えます。
幸いに耳鼻咽喉科は外科的な側面もあり、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症、慢性中耳炎など手術で根治、あるいは良好にコントロールできる疾患も多く認めます。しかも、ある程度の技術と経験があれば日帰りや一泊での短期滞在、低侵襲で患者さんの負担が軽い手術が可能です。
このような最新の機器で的確に診断でき、短期滞在手術を含めた治療手段の豊富な耳鼻科診療所に対するニーズは多く、当院でもネットや口コミで存在を知った患者さんが多数来られます。もう一つの特徴はこのような患者さんは遠方からも来られるということであり、当院で手術を行なう患者さんの8割はいわゆる耳鼻科診療圏の半径3km外です。
それはすなわち近隣の耳鼻咽喉科と競合する必要がないことも示します。
現在勤務医で近い将来開業を考えられる先生の中には、当院のように無床診療所で手術を行なう形態を検討中の先生もおられるかと思います。
ただ、やはり安全、かつ患者さんの満足度も高い手術を行なうには、相応の経験と技術が要求されます。しかも要求されるのは手術に対してのみではなく、医療機器の準備、スタッフ教育、周術期管理、緊急時対応、患者さんへのICなどシステムの構築は多岐にわたり、なかなか勤務医時代のみで習得するのは困難であり、実際に経験してみて始めてわかることも少なくありません。
現に、当院の前副院長は開業後、無床診療所で手術を行っており、現副院長も近い将来同様の形態での開業予定です。
当院のような手術も行なう無床診療所にご興味がある先生、
当院で勤務してみませんか?
- 毎週木曜日、日、祝日、土曜日午後休診、(火曜日あるいは水曜日午後フリー)
- 冬季、夏季休暇各々約1週間、学会休暇約6日。それ以外に5~7日の休暇が年2回です。
- 2018年春以降に外来予約制導入予定であり、診療終了も受付時間からさほど遅延しません。
- 年収は担当手術件数により異なりますが、およそのことはメールでお尋ね下さい。
- また、当院では医師、スタッフとも楽しく働くことを目標としており、スタッフとの勉強会や食事会、また、同様の形態を持つ他の医療機関との定期的な懇親会も行っており、積極的に学会にも参加しております。
- 詳しくはkawamurs@crocus.ocn.ne.jpまでメールでお尋ねください。院長直通のアドレスですので直接院長からお返事いたします。
また、当院では外来診療のみを担当していただける先生も歓迎いたします。現在、土曜日午前(受付時間9時~13時)、月曜日及び金曜日午後(受付時間16時~19時)を募集中です。毎週でも月に1回でも結構です。まずご相談下さい。
川村耳鼻咽喉科クリニック
川村 繁樹