ホームページを公開しました
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川村耳鼻咽喉科クリニックの情報を発信してまいります。
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2023年4月から副院長として内藤智之先生が着任されます。
内藤先生は兵庫医科大学卒業後に岡山大学耳鼻咽喉科教室に入局され、本年3月まで香川労災病院で鼻の臨床を中心として勤務されました。
香川労災病院には全国的にも有名な牧原誠一郎先生がおられ、そのご指導のもと 数多くの鼻の手術を執刀されており 牧原先生から 医局の中で一番 手術が上手な先生とのご紹介を頂いております。
35歳と若い先生ではありますが、大学における最先端の知識と技術を有しておられ、人格的にも非常に 温厚な先生で今後当クリニックが飛躍するにあたり願ってもない 先生に来ていただけたと喜んでおります。
当分は月曜日の手術及び午前午後の外来、水曜日午後の外来を担当していただきます。 4月中は院長あるいは達富先生と共同で診察を行い、5月から単独で診療を行っていただくつもりです。 どうぞよろしくお願いします。
内藤先生の着任に伴い達富先生は4月末を持ちまして退職となります。
もちろん 細田耳鼻科earクリニックでの診療及び手術は引き続き行われますので 、達富先生の診察をご希望の方は 豊中市の細田耳鼻咽喉科を受診してくださいますようお願い申し上げます。
以前ブログでもご紹介した内容ですが、このたび「好酸球性副鼻腔炎に対する手術成績と再発例の検討」が全耳鼻咽喉科医が購読する日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会誌に掲載されました。
詳しい内容は2022年1月の当院HP「好酸球性副鼻腔炎再発しやすいの?その時の対応は」に掲載しておりますのでそちらをご覧ください。
簡単に要約しますと
との結果でした。
なお本文は Google などで「川村繁樹✕好酸球性副鼻腔炎」で検索していただけると誰でもダウンロードして読むことができます。
なおそのキーワードで検索をかけると約10年前に論文として掲載された「好酸球性副鼻腔炎の診断および評価基準作成の試み」もダウンロードできます。
耳鼻咽喉科専門医を対象とした文章ですのでいささか難解なところもありますが、ご興味がある方は是非ダウンロードしてご覧ください。
論文として載るということはその内容を専門の先生が審査して、学術的に問題がないと認められたものしか掲載はされませんので信頼できる内容と言えると思います。
過去に100例以上3年以上の観察をした論文の報告は大学などの大病院でもまだありませんし、一クリニックで行なった症例数としてもかなり多く、再発率が高いと言われている好酸球性副鼻腔炎においても手術治療はかなり有効だと言う臨床上の印象通りの結果が得られたと感じております。
当院で手術を受けていただいた患者さんからその後の術後治療、及びデータの使用の許可を頂きこのように貴重な論文とすることができました。
心より感謝しております。
そのおかげで学術的にも認められたこの結果を元ににさらなる良い治療を求めて精進していきたいと思っております。
今回の論文では書き切れませんでしたが、再発して再発後の保存的治療にも抵抗する患者さんには、現在、生物学的製剤などの次なる治療手段として素晴らしいものが出てきております。
その結果もかなり良好なものであり、学会で発表しておりますのでまたいつか論文にしてご報告したいと考えております。
「メニュー」→「日帰り手術」→「日帰り手術について」→「手術実績」にも書いておりますが手術をさせて頂いてる以上その成績を信頼できる形でホームページ上にも公開するのがわれわれにとっての義務であり信頼して頂けるただ一つの方法だと考えております。
今後も、もちろん個人情報に配慮した上で成績などは公開していきたいと考えております。よろしくお願いします。
© 川村耳鼻咽喉科クリニック